水源の里 市茅野のシャガ
福知山市大江町奥山に属する谷の水が市町境界を越えて、南東の綾部市小畑町の側に流れ込んでいる。
ここでは現状、行政界と分水界は不一致である。
綾部市小畑町の七十歳代くらいの住民によれば子供の頃はこの谷の水は北東の大江町側に流れていたそうで、
ごく最近に起きた小規模な河川争奪の可能性があると考える。
おそらく、大江町側の谷は、埋積により河床が上昇した。その結果、ある時点で水が奥山側に流れにくくなり、小畑側に乗り越えるようになったのだろう。
■赤の線……行政境界
■黄の線……以前の流れ(大江町から大江町へ)
■青の線……今の流れ(大江町から綾部市へ)