朝の巡礼
……GNDで輝度調整、NDでスローシャッター
H&Yの「バランサーGND」の簡単なテストは別途掲載しました。
そのテスト撮影のさいは、曇りがちの天候で、全体としては光が今すこし不足気味に感じたのと、スローシャッターで空の雲をもう少し流せばと考えました。
そこで改めてもう少し晴れた局面で、NiSIのND64フィルター(NiSiのエクスプローラNDシリーズ)と三脚ハイレゾで撮影しました。
三脚ハイレゾの個々のシャッター速は1.3秒ですが、計8回の撮影を伴いますので、トータル十秒強の時間を使った撮影ということになります。
これ以上、時間を掛けたいところですがそうすると、逆に風による、草木の揺れが目立つようになるでしょうから、ぎりぎりのところとなります。
アウトドア撮影が多いなか、NiSiのエクスプローラシリーズを利用しているのは、その光学性能とともに、割れや傷に対する強さを期待してのことでもあります。NDだけでなくGNDのシリーズもあります。
また上記テストの際と同様、「バランサーGND」も斜めに掛けています。
CPLについては、KENKOのZX CPL 72mmをM.Zuiko12-100mmに付けています。
EVFでは見にくい状況の詳細を確認しながら撮影することを意図して、LilliputのHDMIモニター「T5」を接続して使用しました。T5は安価に導入できるHDMIモニターでありHDMI2.0にも対応しています。輝度は400cd /m²ですが、マジックテープで着脱できるサンシェードも付属しています。