光の滝
………谷川に入り、光のさす一瞬をとらえる
谷川はこの地点では南南東から北北西に向かう方向になっており、昼なお暗いというほどではありませんが、午前中の限られた時間帯だけ滝に光がさします。
長靴で川に入り、水の中に三脚を立てて、水面ぎりぎりすぐ上にカメラを設置します。
滝つぼに近づくほど、底の砂が崩れ、吸い込まれていく危険を感じます。
長靴にはとうに水が入り、脚から腰にかけても濡れています。
太陽は時計回りにすぐ回転していくので、最初は滝の右端に落ちる光も、回転して左に移動していけば、もう滝の右端には戻ってこなくなります。
刻々と変わる状況のなか、尾根を越えて出てきた太陽、そして光を受けて金色に光る滝を撮影しました。
しばらくすると谷はまた日陰に戻っていきました。
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E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
DxO Photolab(DeepPRIME)